輸入雑貨はどれも素敵な物が多く、見ているだけでも楽しいですね。
そのため、自分で輸入雑貨を開業したいと、思い描いている方も多いのではないでしょうか。
しかし、開業するためには、どうやって仕入れたら良いのか?利益が出るのか?
英語が解らなくても良いのか?など不安で、なかなか踏み出せないかも知れません。
そこで、実際にどうやって商品を仕入れるのか、本当に儲かるのかなどを、詳しく解説していきます。
海外輸入雑貨販売は個人でも儲かる?
結論から言うと、個人でも輸入雑貨の販売は儲かります。
しかし、正しいやり方が必要です。
何の知識もない状態で、何となく仕入れていては、いくら資金力があっても足りません。
しっかりと、売れる商品をリサーチし、販売価格を確認し、利益が出る商品を確認してから、仕入れることが大切になります。
また、商品の回転率も計算することで、利益率をupすることもできます。
個人で輸入雑貨を仕入れる方法

輸入販売のビジネスで利益を確保するためには、仕入先が重要になります。
現地で直接買い付ける
まずは、現地で直接買い付けに行く方法です。
輸入代行サービスを利用する
現地の方に仕入れを依頼する、輸入代行サービスがあります。
代行サービスを利用する場合は、利用価格だけでなく、信頼できる所を選ぶようにしましょう。
ebayを利用する
ebayの世界最大規模オークションサイトで仕入れる方法です。
翻訳機能を使えば、日本語に翻訳をした状態で、サイトを利用できます。
支払い方法も、PayPalが利用できるので安心です。
また、ebayでは複数の商品を購入する場合には、値引き交渉を行うことも可能です。
そして、アンティーク品や、1点物などのレアな掘り出し物が出品されている場合もあります。
また、セラーとの交渉のやり取りは、基本的には英語です。
もし、英語が解らなくても、翻訳サイトを利用すれば英語が解らなくても対応ができます。
メーカーや正規代理店から直接仕入れる
最後は、メーカーや正規代理店などから、直接商品を仕入れる方法です。
この場合は、ロット数に決まりがある場合が多く、少量を仕入れたい場合は難しいでしょう。
また、ebayでもメーカーや代理店が出品している場合があります。
ロット数が少ない取引も可能なので、ebayでの取引後に、直接取引の交渉を行うセラーも多いです。
しかし、直接取引をする行為は、ebayポリシー違反となりペナルティが課せられます。
そのため、ebayのメッセージでは交渉ができないので、取引後に直接交渉すると良いでしょう。
直接取引をするメリットは、ebayでは出品していない商品の仕入れや、価格を抑えることができることです。
しかし、トラブルが発生した場合は、セラーとバイヤーのどちらも、保護制度や返金補償が受けられなくなります。
それを踏まえて、信頼できるセラーとだけ取引を行いましょう。
個人で輸入雑貨を仕入れる際の注意点
輸入をしても、取り扱う商品によっては、許可が必要なものや、規制されるものがあります。
「知らなかった」では済まないので、事前にきちんと確認しておきましょう。
- 古物商許可
- 化粧品製造販売業許可
- 医薬品製造販売業許可
- 食品衛生法に基づく届け出
古物商許可について
まず、中古品販売を業として行う場合は、「古物商許可」が必要です。
化粧品製造販売業許可
また、海外で製造された化粧品や石鹸を、海外から直接仕入れて販売する場合は、「化粧品製造販売業許可」が必要になります。
医薬品製造販売業許可
その化粧品が医薬部外品なら、薬事法の許可が必要です。医薬品を扱う場合は、「医薬品医療機器等法」に基づき「医薬品製造販売業許可」も必要になります。
食品衛生法に基づく届け出
食器類を輸入する際には、許可は不要ですが、食品衛生法による輸入規制があります。また、酒類は酒税法による販売業の許可の他に、食品衛生法に基づく届け出も必要です。
ワインやウィスキーなど、酒類によっては関税の他に酒税が加算されます。
輸入雑貨を仕入れる際に知っておきたい知識
ガイドラインについて
販売するサイトのガイドラインにより、商品を販売することができない場合があります。
「個人で輸入した化粧品」「自ら輸入した医療機器」「銃器、弾薬あるいは主として武器として使用される目的を持つもの」などが出品禁止物として規定されています。
万が一、出品した場合にはペナルティを受けることになるでしょう。
そのため、どこのサイトで何を売ることができるのか、事前に確認をして輸入することが大切です。
運送料や関税について
輸入販売する場合は、仕入れ代金、配送費用、関税、消費税、通関代行手数料などの費用が発生します。
輸入する商品でも、関税が無税のものや、ほとんど掛からないもの、30%も掛かるものなど様々です。事前に、関税確認ツールを使用して調べておくと良いでしょう。
また、配送料については、配送方法や荷物のサイズ、重さにより変動します。
そのため、なるべく小さくて軽いものを仕入れると、配送料が抑えられるでしょう。
個人で輸入雑貨販売は初期投資とリスクが伴う

店舗販売はリスクが大きい
- テナント契約料
- テナント家賃
- テナント改装費
- 看板等作成費用
- 什器備品
- 水道光熱費
実店舗を構えて、雑貨店を開業することは魅力的です。
しかし、物件を借りるための、テナント契約料、テナント改装費、看板作成費用、什器備品などが必要になります。
そのため、店舗開業のための資金は最低でも500万円は必要です。
また、維持費として、テナント家賃、水道光熱費が発生するので、運転資金もある程度用意しておくと良いでしょう。
しかし、固定費が高額になるので、商品の回転率が悪いと、経営が難しくなるリスクもあります。
輸入雑貨販売するならネットショップ
実店舗を持たず、ネットショップを開業する場合は、費用を抑えられることがメリットです。
しかし、ネットショップは数多くあるため、他店と差別化を図るためのサービスが必要です。
価格競争に陥ると、資金力の差で大企業に負けてしまいます。
そのため、個人店舗では、ニッチな商品を販売したり、他店には無い魅力を作ることが必要です。

ファンやリピーターが増えると、新規顧客を獲得するよりも低コストで、売り上げも上がります。
子供服スクールなら初期費用ゼロで販売可能
子供服スクールは、初期費用がゼロでネットショップを運営できます。
そして、輸入雑貨を運営していく上でのデメリットは、商品を保管する場所が必要になることです。
雑貨は場所を取るようなかさばる物が多く、自宅だけでは保管が難しい場合もあるでしょう。
そうすると、倉庫を借りる必要があります。
そのため、商品の選定と仕入れにだけ、専念をすることができます。
憧れの輸入雑貨店を、手軽に開業でき、サポートも充実しているので、安心ですね。